市P連に聞きたいこと(PTA役員について)

令和5年度「長崎市PTA連合会(市P連)に聞きたいこと」回答集

PTA役員について

Q1

なり手不足、役員決めの大変さの解決策について教えてください。

役員やクラス委員を決める際に、単にやりたくない人以外にも、育児・介護・仕事・体調などの兼ね合いで引き受けられない人もいます。
また、DVやストーカー被害などで、前面に出たくない(出られない)人もいます。
PTAはやりたい人がやるボランティア活動で、任意加入の団体ですから、本当は入りたい人・やりたい人が「やります」と言えば済むはずです。
やらない理由を告げる必要は本来ないと考えます。
委員や役員をできない人が「できない理由」を人の前で言ったり書かされたりする風潮は、絶対に止めるべきであると考えます。
◎どうしても委員長や副委員長が決まらない委員会はいったん役員を置かず、イベント・作業ごとにボランティアやサポーターを募集するやり方もあります。
ただし、イベント・作業自体ができなくなる可能性もありますので、あくまで一時回避的に考えることをお勧めします。

ある単Pでは
強制とせずに、手を挙げていただいた方で活動しています。 結果的に欠員も生じていますが、それ
でもできる範囲で活動するようにしています。

Q2

執行役員(特に会長)がなかなか決まりません。

PTA会長の仕事は、PTAの代表として役員をとりまとめ、学校との対話を行うのに加え、学校行事などでの挨拶、地域の人や他校との交流などその役割は多岐にわたります。
しかし、PTAの仕事は「できる人が、できることを、できるときに!」が原則だと思います。
執行役員の仕事も中身を会員によく知ってもらうことができれば、役員を引き受けてくれる人が増えるかもしれません。また、誰でも引き受けられるような仕事への改革が必要になってくると思われます。
今までは、ずっとこうしてきたから、という考えを止めて、時代にあった組織や仕事内容に改革していくことも必要かと思われます。

ある単Pでは
数少ない「執行部ならやってもよい」と言ってくださる方に知り合いと一緒に入ってもらっています。
また、楽しく活動してもらえる執行部(副会長)を増やして、引き受けてもらえる雰囲気づくりを心掛けています。

Q3

副会長の仕事内容について教えてください。 

会長の補佐、各専門部や学級委員さんたちの支援など、PTA活動がうまく回るようにすることだと思います。 細かいことは、各学校によって違いはあるかと思いますが、それぞれ分担して協調しながら活動していけると思います。
詳細は業務標準のようなものを作成しておくと引継ぎ資料にもなって理解が深まり、作業負担も軽減されると思います。
他校で作成している資料を参考に自校のものを作成してはいかがでしょうか。
また、市P連では単P副会長研修会が年2回実施されており、他校との情報交換もできますので、それらを参考にされてもよいのではないでしょうか。